パソコンで数値計算

入力された整数が偶数か奇数か判定する

if 文と else 文を利用する

偶数は、2で割ると余りが0であり、2で割り切れます。一方奇数は、2で割り切れません。この違いと、if 文と else 文を利用すれば、偶数か奇数かの判定をする事ができます。

余りを計算する方法ですが、C言語では、剰余演算子 % (パーセント)を使用します。この演算子は、整数を除算した時に発生する余りを求められる算術演算子の一つです。

プログラムソース

以下は、入力された整数が偶数か奇数かを判定するプログラムソースコード例です。if 文と else 文を使うのがポイントで、入力された整数を2で割った余りが0なら、偶数である旨を表示します。一方、2で割った余りが0でなければ、奇数である旨を表示します。

#include <stdio.h>
 
int main(void)
{
    int num;
 
    printf("整数を入力して下さい \n");
    scanf("%d", &num);
 
    /* 2で割り余りが0なら偶数、そうでなければ奇数と判定する */
    if(num % 2 == 0)
    {
        printf("入力された整数は偶数です。\n");
    }
    else
    {
        printf("入力された整数は奇数です。\n");
    }
 
    return 0;
}

数値計算実行結果

上記のプログラムをコンパイルし実行すると、整数の入力が求められますので、偶数か奇数か判定したい整数を入力して下さい。入力すると、結果が表示されます。

整数を入力して下さい
7
入力された整数は奇数です。

2009/04/25 更新